ヒロシマ・ナガサキの原爆で終結した日本の侵略戦争は、アジアで2千万、
日本で3百万を超える尊い人命を奪いました。この悲惨な戦争への反省から
日本国憲法は生み出されました。なかでも「戦争の放棄」を定めた第9条は、
日本と世界の平和な未来のために、輝きを増しています。
しかるにいま、9条を中心に日本国憲法を「改正」し、日本を「戦争の出来る
国」にしようとする動きが、かってなく強まっています。
こうしたなか私たちは、大江健三郎氏ら9氏が呼びかけた「九条の会」アピ
ールに賛同し、本日ここに「日高九条の会」を結成しました。
日高市民のみなさん。
日本を「戦争の出来る国」にしないために、アピールの趣旨に応え、本会へ
の参加と、一人ひとりがそれぞれの地域・職場でできる、あらゆる努力を、
いますぐ始める事を訴えます。
2005年3月27日
呼びかけ人一同 |