靖国史観ウオッチング

 2007/05/30 DVD「誇り」をめぐって 侵略正当化へ“洗脳” 文科省採用の“靖国DVD” (JCP_HPへ) 

 2007/05/30  日本人よ誇りを持て 靖国史観HPリンクなど

 2007/06/23  「靖国DVD」普及活動、青年会議所が軌道修正 各地の共産党組織からの申し入れが相次いだため。

  2007/07/01  自衛隊の援軍=オピニオンリーダー制とその活動 自衛隊の活動1 企業家の活動2 耳鼻科医師の活動

 2007/7/19     清掃奉仕有志の会 トップページ (主な内容:予定、報告、奉仕概要、神社・皇室、頑張れ自衛隊!、リンク集))

 2007/7/19     日本会議 トップページ    (主な内容:日本会議国会議員懇談会、日本会議地方議員ネットワーク、月刊(日本の息吹き))

  日本会議設立宣言、綱領、設立趣意書を承認 (平成9年5月30日、日本会議設立大会)  日本会議会長 三好 達氏(第3代)
  過去の活動概要
     明治・大正・昭和の元号法制化の実現、
     皇室の慶事における奉祝運動、
     教育の「正常化」や歴史教科書の編纂事業、
     「戦没者追悼行事」や「アジア共生の祭典」の開催、
     自衛隊PKO活動への支援、
     「伝統に基づく国家理念を提唱した」新憲法の提唱など(以上、2007/7/19 現在) 
 日本会議キーワード=新憲法制定、あたらしい歴史教科書編纂、

2007/7/27  日本平和委員会「平和新聞」特集、「靖国史観を切る!」が出ました。見開き2ページで今話題の「従軍慰安婦」「南京大虐殺」「沖縄戦集団自決」に関する靖国派の主張を滅多切り。渡辺治氏の論文は改憲と靖国史観の関係(米国の要求は九条改憲までで天皇中心の改憲までは望んでいないこと)などを引き合いに出して、安倍内閣は靖国派とも矛盾を強めるだろうと分析しています。

2007/7/27 日本会議は「美しい国」作りの戦略の基本に「教育の再生」を掲げています。具体的には歴史教科書の編纂過程において、「従軍慰安婦」の記述を削除させました。現在の政治目標は「河野談話」の否定ですが、その攻撃のバネとして、「公開された記録」が無いという政府見解(平成九年の通常国会)や、「秦郁彦千葉大教授だとか西岡力東京基督教大学助教授の詳細な調査、検証」の存在が大きく寄与しています。では、本当に「公開された記録」が無いのでしょうか。今回は 中国帰還者連絡会(中帰連)をこのページ「靖国史観ウオッチング」で紹介します。 さらに関心のある方は 特集:「従軍慰安婦」は商売か性奴隷か を読んでみてください。 

2007/9/10  子どもと教科書全国ネット21の事務局長俵義文のホームページへリンクを張る リンク先

番外

 「水からの伝言 (日本会議推薦図書)」  を信じないでください はここ
   ”「効果のないものにハマッテいるほうが安全!」に爆笑〜ニセ科学フォーラム2007”で取り上げられる

 この図書を推薦している「日本会議」の思想的土台は「靖国史観」である。「靖国史観」の土台は極論すれば「非科学的なものを信じる心」である。「非科学的なものを信じる心」は「予言や占いを信じる心」に通じる。

「予言や占いを信じる心」は自然界の不思議さや、未解明な現象を土台にしているが、最近、「オーラの泉」がテレビのゴールデンタイムに進出しているが、その人気の秘密は「出演している予言者へのゲストの絶対的な心服」を、視聴者が見て楽しむ番組である。ゲストは予言者にいろいろ指摘された挙句に、”背後霊”とか”運命”だとかの「絶対的な」もののご託宣に反論できないまま番組は終了する。視聴者はウソだろうと思いつつも、ゲストが納得するのを見て自分もそうかな、と思ってしまう。

このような人間の心のプロセスは、絶対支配者にとってまことに都合が良いものである。「美しいものに感動する心」は人間が自然から与えられた「天賦の能力」であるが、絶対支配者は被支配者をコントロールする手段としてこの「天賦の能力」をしばしば利用してきました。