ごあいさつ
第10回ピース・フェスティバル実行委員長 田中 まどか
ピース・フェスティバルの前身は、2014年、それまで違憲とされてきた「集団的自衛権」を容認する閣議決定がされたことに危機感を抱いた市民有志が、「このごろ少し心配になりました。お茶を飲みながら平和について語りませんか?」と呼びかけた『ピース・カフェ』でした。川辺のカフェに若い弁護士を招き、意見を交わしました。
そのさいに、日高市には戦争と平和についてのイベントや集会がないね。やりたいね。という話が出たのです。
そして翌年には、「デモには行けなくても、声を上げられなくても、作品を通して平和を願う気持ちを発信しよう。」と、高麗の郷を会場に、市民のアート作品や戦争に関する資料を展示する『ピース・ギャラリー』を開催しました。
その後は、展示と同時に講演会やワークショップなども開催するようになり、名前も「ピース・フェスティバル」とし、これまで盛りだくさんの企画を行ってきました。
本来なら、平和憲法を守るべき行政も一緒になって開催すべきイベントですが、憲法12条にある「国民の不断の努力」を具現化するべく、毎年実行委員会を立ち上げて回を重ね、節目の10回目を迎えました。
今回も充実の内容になっていると思います。どうぞお誘いあわせのうえ足をお運びくださいますようお願いいたします。