憲法を力に 住民の安全を守ろう
自衛隊機墜落事故は 風化させない
主催 基地周辺の安全を考える実行委員会(略称五市連)
経緯:狭山市の河川敷に入間基地の自衛隊機が墜落、飛行士2名が死亡、東京、埼玉で80万戸が停電するという重大事故(99.11.22.)から12年になりました。入間基地周辺の狭山、入間、所沢、飯能、日高の平和委員会(飯能は準備会)は事故を風化させないため共同して毎年集会を開いてきました。
今年は11月19日、入間市で『いま考える暮らしと平和』発入間 と題した集会を開きました。集会には5平和委員会の会員ほか埼玉県内の団体、市民が参加しました。
飯島邦男氏(五市連代表)の開会のあいさつの後、基調報告を行った平山武久氏(埼玉県平和委員会代表理事)は、
○自衛隊機墜落事故はどういう事故だったのか。
○再発させないための対策は十分か。
○新しい「防衛計画大綱」での自衛隊の変化と世界情勢。○暮らしと安全を求める住民運動の重要性と方向。
などについて、豊富な資料(集会参加者への配布資料一覧参照)をもとに報告。「つどい」を継続することの意味の大きさを強調されました。
そのあと、所沢通信施設の東西連絡道路用地の返還に関して(所沢)、次期輸送機CUに関して(狭山)、消防広域化問題に関して(入間)など、各市からの発言がありました。
集会には日本共産党衆議院議員の塩川てつや氏も参加し、国会情勢について報告されました。さらに、安全を求める住民運動については、○市民の共通の要求として取り上げる事。○日米安保、軍事の動きを知らせること。が重要だと指摘されました。
最後に「まとめ」に立った平山氏は、「軍事同盟は無くなる方向が世界だ。日本は憲法九条を持っている。世界をリードできる」と訴え、集会は次回の「つどい」を来年狭山で行うことを確認し閉会しました。
〇集会では日本平和大会in沖縄に派遣する若者へのカンパ袋が回りました。
〇集会参加者への配布資料一覧
毎日新聞切り抜き、しんぶん赤旗切り抜き、埼玉県狭山市基地対策協議会 要望書、防衛庁公表文書、
矢島恒夫衆議院議員の質問主意書とそれに対する政府答弁書、平山武久さんのおはなしの資料(F15戦闘機の事故)、
その他。